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ユーザはなぜブログを書くのか

icon March 27, 2006 12:41 PM by yuugo このエントリーを含むはてなブックマーク

山本ゆうごです。 
CGMが花盛りです。ブログにしてもFlickerにしても、カスタマーが情報を発信し続けています。コンテンツメーカーにとっては商売上がったり(かもしれない)と戦々恐々としています。

社長から、一つ質問を受けました。「彼らはなぜ無料でコンテンツを提供するのか?」。
彼らと言っても、私もその一人です。プライベートで金にならないのにせっせとblogを書いています。

1.自分のため

私のプライベートなblogは第一世代のblogを踏襲しており、完全に「ニュースにコメント」のスタイルです。じゃぁなぜニュースにコメントを書き残すのかというと、あとで資料として使うためです。スクラップブックの代わりです。スクラップブックに比べて検索性もあるし、大本の記事にもたどりつけるので便利なのです。したがって、アクセス数が仮にゼロであってもblogは私個人にとって有用なのです。もちろん私と似た嗜好の人が居れば、面倒なことをせずとも、私がニュースを選別するので楽にはなっているはずです。

2.知人のため

blogではありませんが、SNSで写真つきの日記は書いています。これはもちろん知り合いに向けてです。知り合いに対してメールを打つほどでもないけども、どこどこのレストランが美味しかったとかの緩い情報は、SNSの日記に書いています。そうすると「そこのレストランならこのメニューがオススメよ」という情報が帰ってきます(来ることがあります)。

感覚としては年賀状だったり、盆と正月に親戚と会ってしゃべるということを、インターネットに乗せているという感じです。したがって、「出会いを広げる」というような野望があるわけではない。でも勝手に広がるし、好ましい情報のみが自然とコメントされてくる。

ということで、自分と知り合いのために、書いたり撮ったりしているわけで、これ自体を無償でやることにボランティア精神や強い見返りを期待しているわけではない。

「自分のためのスクラップブック」や「知人に向けての手紙」は無償で作られる。それを公開するとコンテンツの価格破壊が起こる。

このフレームで突き詰めると他にもいろいろありそう。

例えば、自分の子どもに勉強を教えるのは普通無償でしょう。毎日熱心に教えている親御さんもいらっしゃるかも知れない。それをビデオに撮って公開すればどうなるでしょう?

例えば、学校のクラブ活動のビデオを撮るのは普通無償でしょう。頑張って編集もしているでしょう。実際にYouTubeでは明らかにクラブ活動のダンスチームの映像が公開されている。品質はそこそこだけど、見れないこともない。

料理が上手な奥さんが、毎日の献立を作りながら写真で公開すればどうでしょう。「料理番組」が出来てしまう。

いずれも「自分(もしくは近しい人)にとって価値があるコンテンツ」をインターネット上で作成していると、限りなくゼロに近いコストで伝播していく。これがCGMのすごいところ。美味い賄い飯が無料で食べれる世界。

COMMENTS

はじめまして。

インターネットが後から準備された世代と
最初からある世代では書く動機が違ってくるのかも。

イメージとしては前者は何かを発信したいと意識した感じで、
後者は単に便利だから(無意識に)使っている感じですかね。

下の記事を読んでちょっと思いました。

アメリカの大学生のネットワーキングの凄さ
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20060323/p1

アメリカの大学生より日本の高校生の方が実はかなり衝撃的
http://blog.y-iweb.com/archives/000295.html

March 27, 2006 7:41 PM by t  

blogをSNS的に使うというのは面白いですね。私たちはblogを「出版」と捉えているけど、ケータイでblogを使っている人達は「オープンな通信手段」と捉えている。

April 1, 2006 8:51 AM by 山本ゆうご  

アメリカの大学生より日本の高校生の方が実はかなり衝撃的
http://blog.y-iweb.com/archives/000295.html
の中で語られている。
「メールではなく、ブログである。」
という点。これって、googleの社内コミュニケーションの方法と同じということですね。(ウエブ進化論で読みました)
もちろん、外にはクローズなんだけど、仲間内にはオープン。
SNSくらいの、つながりが次の世代のコミュニケーションになるのかもしれません。

April 1, 2006 10:57 AM by ふなみたかお  

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