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マッシュアップにおける「編集力」と「運営力」

icon April 27, 2006 11:30 AM by funami このエントリーを含むはてなブックマーク

フナミタカオです。
国内でも、マッシュアップサイトが盛り上がりつつあります。
Yahoo、はてな、Livedoorからほ続々と新しいAPIが公開されてきています。GoogleMapやAmazonそれに、ブログのRSS等をからめて、アッシュアップできる素地ができてきました。
アメリカでは、マッシュアップの元ネタがかなり豊富のようで、そのあたりの動向がCnetで記事になっていました。
マッシュアップは儲かるか--大ブームの現状と可能性

マッシュアップが大きな人気を集めているのは、制作がかなり簡単なためだが、投資家らが慎重な姿勢を見せる最大の理由も、まさにその点にある。つまり、成功を収めているサイトを真似て、似たものをつくることもそれほど難しくないからだ。さらに、これらのサイトがどの程度の利益につながるかも明らかになっていない。マッシュアップは、ウェブ上に現れた「Next Big Thing」なのか、それとも小さな企業やマニア向けのスタイリッシュなニッチ技術で終わるのだろうか。
マッシュアップは儲かるか--大ブームの現状と可能性


簡単にできるがゆえに、ビジネスモデル自体もまねされやすい。そのまえにそもそもどうやって利益につながるのかわからないということのようです。
ただ、簡単にアップできるということは、これまでは、アイデアがあってもコスト的に見合わなかったサービスが実現できるということでもあります。
また、すでにあるものを、ある軸(地域軸、時間軸、興味軸いろいろありますね)で集めて整理しなおすして、特定のユーザーが、便利で使ってうれしいと感じるためには、「編集」のセンスやノウハウはある程度(あるいは結構)必要ではないかと思います。
なので、本当に簡単にできちゃうところは、それなりで、「編集力」があるサイトは、ちょっと簡単じゃないけどすごいサイトで、支持されることになるように思います。

そして、支持される人気サイトをつくるためには、新鮮な情報をあつめて、整理して、サーバーにアップしたり、削除したり、リンクはったり、という煩雑な作業もいっぱいあって、「編集力」に加えて「運営力」も必要だったのですが、この運営力の部分をマッシュアップサイトではかなり自動化できることで、「編集」に集中することができ、低コストで人気サイトを運営できる可能性があるのではないでしょうか。

マッシュアップが成功するのは
「編集力」 (どのコンテンツをどうまぜて、どのタイミングでみせるのか。自動化のチューニング)
   +
「運営力」 (他のサイトからの情報収集+サイト更新の自動化。技術的)

がうまくいくときかもしれません。

 TruliaのCEO(最高経営責任者)、Pete Flint氏によると、不動産検索エンジンを運営する同社は、Accel Partnersや複数のエンジェル投資家から、800万ドル弱の資金を調達したという。

 「われわれは基本的に不動産関連の技術/メディア会社であり、マッシュアップはその情報を表示する手段だ。投資家の目から見ると、その点が非常に魅力的だった」(Flint氏)

マッシュアップは儲かるか--大ブームの現状と可能性

特定の情報を配信するメディアとして、マッシュアップサイトは、あらたなリーチになるということだと思います。
SEO対策でできる、増殖WEBじゃなくて、実のあるリーチ(経路)として、マッシュアップの役割も見出せそうです。

「編集力」と「運営力」という観点に戻ると、「運営力」を支える技術をパッケージ化していろんな人につけってもらいたいなあと思っています。
そして、そのパッケージを使って、多くの人が、ご自身の「編集力」を活かしたサイトを作って、うまくいけば儲かっていただいて、どこかで、僕らも一緒に儲かるような仕組みができるといいなあと思っています。
ただ、それがどんな形にあるのかはまだまだ見えてませんが......
マッシュアップについては、日本ではまだまだこれからです。
たのしんでいきましょう。


関連情報
Platiala :http://www.platial.com/splash
「The People's Atlas(万人のための大地図)」

Trulia :http://www.trulia.com/
「不動産検索エンジン」

http://www.programmableweb.com/
「マッシュアップ素材、APIの一覧集、毎日登録があって、たのしい」

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